情報教育・ICT活用・情報科教育」カテゴリーアーカイブ

「情報学教育フォーラム」でバズセッション…(ただし時間切れ)


月曜日~木曜日は東京でde:code参加&小学校見学。そして奈良に戻ってからの会議とオフィシャル懇親会。金曜日は授業後に京都でLT。土曜日はMTGのため東京日帰り。そして、日曜日は滋賀大学にて、「情報学フォーラム」で登壇させていただきました。

「innovative」というお題を代表の松原先生より頂戴しましたので、「イノベーター理論」(ロジャース,1962)より「アーリーアダプター」という言葉を枕に、お話しさせていただきました。現場の先生方、実践研究をされている方、学生諸君など早々にお申込みいただいた100名の方で、会場の熱気はすでに上昇中↑↑↑

歴々の先生方の、これからの情報教育に関する話をたくさん聞かれて、参加者のみなさんも言いたいこと、聞きたいこと、考えたいことがたくさんあるだろうと、当方が一方的にトークするだけではなく、「バズセッション」を取り入れてみました。論点は以下の2つです。

  1. 自分が学んでいないことを他人に教えることができるか。
  2. 「アーリーアダプター」になるには

参加者の皆さんからは、「実際やらないといけないんだから…」という生の声や、「とにかくやってみる」というファイトなどをうかがうことができました。大学の授業さながら、ふとマイクを渡してバズで何を話したかをお話ししていただく、という無茶ぶりをいたしましたが、答えていただいてうれしい限りです。全体的に押していたこともあり、全体での討論までにはいたらなかったことは残念でした…。今後の課題とさせていただきます。

今回は時間と会場の都合上で、近くにお座りになった方とグループになっていただきましたが、ワークショップなどでは、立場の違う人(教員、研究者、学生)などでグループになっていただいてもよかったですね~。次回、当方が主催するようなことがあれば、こちらもぜひ考えてみたいと思います!

 

第2回「ITな女子会」は、親子でプログラミング☆彡 Scratch & Ozobot

第2回「ITな女子会」を、あべのハルカス内のハルカス大学で開催させていただきました!最年少の年中さんを含むお子様7人と大人の方25人にご参加いただきました。

今回のテーマはプログラミング
次期学習指導要領において、小学校でのプログラミング教育が始まります。そんなテーマトークを当方が行った後は、早速、鴨谷さんとにしかわさんによる「Scratch」体験。

パソコンをお持ちの方はご持参いただき、お持ちでない方には、日本マイクロソフト社さんからSurfaceをお借りました。ありがとうございました!

簡単な説明の後、用意していただいた教材を見ながら、簡単なゲームに挑戦!
グループで助け合ったり、また親子で相談したり、午後のひととき、たくさん頭を使いました~。

頭を使うとおなかがすきますよね!
「ITな女子会」の参加費は「おやつ300円分」
こんなテーブルが二つもできます^^

休み時間に「あ、これ美味しいんだよねー」「これ食べたことない!」と言いながら、トークに花が咲きます。弊ゼミもおやつがあるのですが、やっぱり、みんなで食べることって大切ですよね。

そのためにも、「ITな女子会」の休み時間はちょっと長めなのです。そして、今回、休み時間が長めな理由がもう一つ。

それは、パソコンがなくてもプログラミングできる「おもちゃ」を体験してほしかったからなのです!

写真は、PETSコード・A・ピラー、そしてペットロボットのCHIPです。コード・A・ピラーで遊んだことのあるお子さんがいらっしゃって、みんなに説明してくれました^^

このほかにも、ハルカス大学さんからアーテックロボットを展示してくださいました。(写真がなくてごめんなさい)

さて、休憩の後は、プログラミング体験第2弾!
前回、大人気だったOzobot君になんと買い物をしてもらうことになりました!!

こちらは、照井さんらがストーリーを考えるとともに、透明なクリアファイルに教材シートを入れ、ファイルの上からOzobot用のシールを貼ります。これなら、少しは貼りかえることもできます。

Scratchは難しかった就学前のお子様たちも、がぜん張り切って、シールを貼ってOzobot君を動かしていました^^

ノートパソコンを使わないからこそ、手軽に、しかし本格的に学ぶことのできることを実感しました。

最後は、とりやまさんにオーガナイザーをお願いしての「プレゼンテーション」大会。今日、一番楽しかったことを一人一人発表していただきました。トップの写真では、伝えたいことを書いた紙を各自が持っています!

「伝えることは究極のプログラミング」
そんな名言も飛び出しました。

恒例のライトニングトーク(短めなお話し)では、「ITな女子会」らしく、働き方を変えているお話し、そして、育休中に親子で電子工作を楽しんだお話を聞きました。

最後に、会場入り口にいつも鎮座(笑)している「ITな女子会」オフィシャルキャラクター。実はまだ名前がありません。次回の「ITな女子会」までには公募しようかな~と考えています。

さて、今回の「ITな女子会」には実は、テクニカルライターさんが取材をされていました。

ママにもできたよ! ちまたで話題の「ITな女子会」に行ってきた!

素敵な記事にしてくださいました。ありがとうございましたー☆彡

学校のタブレットと、おうちのタブレットは違うもの?

お知り合いのエンジニア、小室さん主催の「子供に与えるタブレットをどうするか考える会」に参加してきました!
普段、学校でのタブレットの活用については考えたり、また先生方とお話ししたりする機会は多いのですが、ご家庭での様子を聞くことは少ないため、興味津々!

いくつかのご家庭の利用状況やルールをお伺いしたり、また様々なタブレットを、「親が子に」という視点からまとめていきました。

特に、アカウントの管理については、学校でも悩むところです。Apple ID, アマゾンID, Google ID, Microsoftアカウントなど種々のアカウントを、子アカウントの取得方法(年齢)、親アカウントと子アカウントの紐づけ方などから整理しました。また課金系のルールなどが「親や子に」ならではの課題だなぁ…と改めて思いました。

ちなみに学校系ですと、コンピュータ教室時代からのアカウント管理の専用ソフトウェアなどがインストールされている場合が多いようです。

結局、家でタブレットを何を使っているのか?というと、You Tubeそしてゲーム(最近はマインクラフト)とのこと。だったら、ゲーム機でもいいんじゃないか?と、任天堂3DSやPlay Station Vitaも話題にのぼりました。三重県津市の小学校では、DSが小学校に配付され、活用されている事例もありますよーとご紹介。

参照:Nintendo DSも活用するICT教育!

そろそろ学校でタブレットを活用した授業が始まるけど、予習や復習に学校と同じタブレット使う?という話題提供では、あまり積極的ではなさそうな感じでした…。紙と鉛筆なら、家と学校を行き来して、親子で学校の話になったり、もちろん宿題が出たりするのですが、タブレットについてはまだそこまでは考えにくい、というところでしょうか。もちろん、各自持ち帰り自由のタブレットはもう少し先かもしれませんが…。

最後に、発達段階による「資産の継承」についても話をしました。過去、どんなゲームをしていたのか、どんなことをしていたのか、タブレットには残ります。懐かしい、というだけではなく、自分自身を振り返るポートフォリオ的なものになるのではないでしょうか。

この点については、学校で使うタブレットも同じで、基本、小学校のカリキュラムは、同じことを何度も繰り返し、だんだん深く理解するように組まれています。その時に、過去の教科書を持ち歩いている人はいないでしょうから、タブレットで見る…という使い方は考えられるでしょう。

学校と家のシームレスなタブレット活用、そして学習履歴としてのタブレット活用については、3月に修了した大学院生1期生Aさんが修士論文にまとめたので、何らかの形で実証しながらアウトプットしていきたいと思います。

当日の流れについては、小室さんがまとめてくださっています。
参照:イベントレポート: 子供に与えるタブレットをどうするか考える会

さて、トップの写真は、博多駅屋上から見た「玄界島」(中央から少し左よりポッコリした島)があまりにも懐かしく…。

実は20年ほど前、まだインターネットがそれほど普及していなかったころ、NTTのテレビ会議システム「Phoenix」を使って、玄界島の小学校と福岡市内の小学校を「電話回線」でつなぐ、遠隔授業の実践支援をしていました。2台で20万円、そして電話代も当然かかるという大変な代物でした…。島に宿泊し、美味しい魚をいただきながら、先生方と遅くまで授業設計をしたのもよい思い出です。

参照:NTTと三菱電機が小型・低価格のISDNテレビ電話機を開発

2005年の福岡県西方沖地震により家屋の約7割が全半壊するなど多大な被害があり、その後、当方も復興のお手伝いもさせていただきました。当時、コンピュータを抱えて上がった急斜面も今はエスカレータ完備とか。落ち着いたら、もう一度お邪魔したいところです!

 

ISS ♡ ISS 宇宙のこと、考えていますか? NASAハッカソン初体験!

NASAのインキュベーターイノベーションプログラムの1つである「Space Apps Challenge」、世界最大規模のハッカソンに参加しました!ハッカソンとは、何かを生み出す「ハック(hack)」と「マラソン(marathon)」との造語で、決められたテーマで、決められた時間内に新しいものを作り出すイベントのことです。

昨年は、アイディアソンには参加したことはあったのですが、何かを開発するハッカソンで、自分がチームに寄与できることは何があるか?と躊躇していました。しかし、今回、友人のとりやまさんがお声かけをされていたこと、そしてなにより、「できないと思い込んでしまっている殻を破りたい」という思いもあり、エントリーしました。

参照:はじめてのアイディアソン参加

初日は、ミニレクチャーの後、アイディアだし、そしてチームビルディング。「宇宙自撮り」というわかりやすいネームとアイディアのシンプルさに惹かれてジョインしました!自撮りなだけに、ランチは「鶏」でした^^

「宇宙自撮り」とは、アプリで自撮りした画像の位置情報を検出し、ISS(International Space Station)からの画像の位置に掲出するアイディアです。

なお、ISSの位置情報やISSからの映像は右のように表示されます。現在まさに日本の上空を飛んでいます!(ISS HD Liveより)

Ustreamからのリアルタイムの動画をベースに、自撮りをすると、このブログのトップのように位置情報に合わせて写真が貼り付けられ、まるで、ISSから自撮りをしている人、すなわち自撮りをしながら空を見ている人の写真を見ることができる仕組みです。

参照:High Definition Earth-Viewing System (HDEV)

宇宙と地球、そして地球にいる人同士、離れていてもお互い意識できるというのは、とっても嬉しいな~と思います。
NASAからのお題の1つは「地球を周回している、現在稼働中のNASAの衛星に乗っているかのようなツールの開発」ですからまさにぴったり!

2日目になり、さらにエンジニアの小川さんは、いろいろ計算しながら、もくもくと開発されています。当方は、横で片づけをしたり、コーヒーを入れてきたり…(本当に開発面ではお役にたてず、本当に申し訳ない…。)その分、メンターの鈴木さんにヘルプいただいたり、私は私でプレゼン用のイラストを、他チームでしたが一緒に参加したデザイナーの鴨谷さんにお願いしたり…。そして小川さんのご家族も応援に来られて、自撮り写真を撮られたり…^^

そういう意味では、最初チームは2人だったかもしれませんが、終わってみればいろいろな方にサポートいただき、アプリの目指していた「人と人とのつながり」を実感できました。

さて、ようやく本領が発揮できるプレゼンタイムです。小川さんの「やっぱりCosmosよりSpaceですよねー」という開発されながらの言葉を拾い、「宇宙自撮り」を「International Space Selfie」としました。そして、キャッチコピーの「ISS ♡ ISS」が出来上がりました。

また、某動画で有名になった方から直伝していただいた、滝沢クリステルさん風の語りかけ「最近、宇宙のこと、考えていますか?」も、うまくはまりました(笑)

出会って2日目とは思えない「阿吽」の呼吸で、実際にその場でみんなで自撮り画像を撮影し、ISSからのリアルタイム動画に掲出しました☆彡☆彡☆彡☆彡

審査員のおひとり、中村先生(大阪大学産学共創本部イノベーション部)から、「阪大賞」をいただきました。ありがとうございました!

また、次につながる、偶然の、そして素敵な出会いもありました。SNSでのつながりももちろん大事ですが、こうして足を運ぶことの大切さも改めて実感いたしました。

最後になりましたが、GWの2日間、多くの人が集まる中、事故やケガもなく、楽しませていただいたのは、運営の皆様のおかげです。ありがとうございました。

なお、当日の詳しい状況は、下記toggeterにまとめられています。合わせてご覧ください。

参照:大阪初開催!Space Apps Challenge OSAKA 2017

 

4年目になったSurface Pro2は、学生のよき「相棒」です。

 今年度、Surfaceを初めて貸与した学生が4年生となり、いわゆる「完成年度」となりました。
左の写真はゼミの学生たちが集まっている部屋です。就職活動の情報を収集したり、エントリーシートを書いたり、もちろん教員採用試験の勉強をしたり…と4年目となった「Surface Pro2」はもちろん現役で、学生の「相棒」です。
今までのように、PC教室で、空いているPCの取り合いをしたり、また、ゼミ内でもPCの順番待ちをしたり…ということはありません。各自が使いたいときに使える環境が整ったといえます。
だからこそ、「できないことを環境のせいにできない」んですけどね^^

 教員採用試験のための勉強や、就職活動も大事ですが、4年生のこの時期の大きなタスクは、卒業論文のテーマを決めることです。
もちろん、当方のゼミに入る段階で、ある程度「情報」に関連するテーマを希望する学生が多いのですが、3年生の間にいろいろ調べたり、将来を考えたりしながら、決めていきます。

現4年生は10人。今のところですが、プログラミング教育、VR・MR、人工知能、写真加工、Surface貸与、情報モラル教育、企業内保育所、脱出ゲーム、民泊、NHKの朝ドラ?…という感じです。
テーマは、できるだけ自分で選んだものの方がよいと考えています。やはり、自分が選んだ、という責任の下、自分の好きなことでまとめてほしいからです。卒業論文って通常は一生に一本しか書けませんから。もちろん、アシストはしますが、キャンバスに下絵を描いておいてあげたり、ましてや筆を代わりに持ったり…ということはするべきではないと考えています。

いろいろとやるべきことが多く、パンクしそうな時期ではありますが、だからこそ、みんなで協力し、情報を共有しながら進めていきましょう!!

 

初めての院ゼミは、「コンピュータを使わないプログラミングって?」

  

4月最初の土曜日は、さっそく第1回の大学院ゼミ。
最初ということもあり、自己紹介、学内の案内、PCを学内ネットワークにつなげるための設定などもろもろのガイダンス、オリエンテーションを行いました。

そして、弊ゼミ関係者の修士論文3本を読みあい、ゴールを確認した後は、研究計画に関する相談もろもろ。もちろん、二人とも大学院入試で研究計画書を提出し、当方も拝見していますが、改めて話していただきました。

その後は、最近研究室にやってきた「PETS」と、「プログラミングロボ コード・A・ピラー」の体験。もちろん説明書なしで^^)

うまくいったりいかなかったり、二人で相談しながらひとしきり遊んだあとは、何も言わずとも、「こうやったら授業で使えるんちゃう?」となるのがさすが教育学研究科の院生。
二人とも昼間は教育の現場にいますので、それぞれ担当の子どもたちを描きながら、情報交換していました。ぜひ次回は改造版を持ってきてくださいね^^

さて、遠隔でも、内容によってはゼミはもちろんできますし、お互い社会人ですからそうすべき時はそうします。しかし、今回はせっかく貴重な土曜日に会ったので、会わないとできないことをしてみました。

当方も含めて、3人とも大阪在住ですので、次回以降は大阪市内のコワーキングスペースなども大学院ゼミのスペースとして考えています。日時と場所が決まったら、FacebookやtwitterなどのSNSで流しますので、皆様よろしければご参加くださいませ!

プログラミング脳を養う「PETS」親子体験☆彡☆彡

  

プログラミング脳を養う「PETS」

パソコンを使わない「プログラミング教育」環境として注目されていたので、昨年度の研究費で買っていたものの、実際子どもたちが使う様子を直接まだ見たことがありませんでした。

Facebookで「体験会したいですー」みたいなコメントをさせていただいたらあっという間に、あっという間に有志が集まり、PETSを送ってくださり、会場提供していただいたり…

春休み中の3連休最終日、急遽の開催となりましたが、親子4組+大人若干名が集まっての体験会となりました!

まず、手触りが「冷たくない」というのがよいですね。また、色もおとなしくホッとする感じです。また、自分の「PETS」となれば、名前を書いたり、絵を描いたり…パーツに色を塗ったりもできそうな感じです。そういう意味では白バージョンもあってもいいかも、ですね~。

さて、子どもたちの様子を見ていると…
お話を作りながら、「PETS」を物語の主人公にしたり、どんどん問題を解きたがったり、用意していたプリントがなくなると、周りの大人に問題をせがんだり…
と、子どもたちそれぞれに興味をもって取り組んでいたようです。

「PETS」は基本ブロック9個をはめるところの以外にまだ3つのブロックをいれることができます。これが、いわゆる「サブルーチン」(プログラム中で意味や内容がまとまっている作業をひとつの手続きとしたもの)です。

「9個じゃたどり着けない」と困ったとき、この「サブルーチン」を教えると…
あっという間に小学校低学年の子どもたちも、「まとまり」を見つけて、より多く動くことができるようにしていました。「困ったこと」が解決されるのは、さらに楽しそうでした^^

また、子どもたちなりに頭のなかでシミュレーションをしているようで、じーっと見つめてからブロックをはめる子どもさん、一つ一つはめてまずは自分の手で動かす子どもさん、口で言いながら確かめる子どもさん、それぞれに問題解決をしようとするさまを間近で見ることができました。

今回の会場となったのは、大阪市内のコワーキングスペース「THE DECK」さん。
当方も以前「STEM教育イベント with KMCN」でお世話になりました。

お昼休み、お子さんと保護者さんは食事に行かれ、その間、当方がコワーキングスペースで留守番。すると…子どもたちがいなくなったのを見計らって、大人が興味ぶかげに…
即興の体験会を…といっても、皆さん、もともとこうしたことに興味のある方ですから、ほとんど説明なしに、楽しんでおられました!

次期学習指導要領でプログラミング教育が導入される、ということをうけ、こうしたプログラミングに関連するツール、おもちゃ、環境などが身近になってきました。学校現場ではおいそれとたくさん買うわけにはいきませんし、そもそも「何を学ぶために…」という目的が必要です。
…とはいえ、目標設定するためには「何ができるのか」を知ることも必要です。いまは、そういう過渡期なのでしょう。

さて、当方が主催の一人である「ITな女子会」では、女性限定ですが、こうしたプログラミングに関連するものをいろいろ体験してみるイベントを開催します。お子様連れ歓迎です。小学生以下のお子様は性別不問です。

5月21日(日)午後
あべのハルカス内ハルカス大学にて
参加費:300円程度の個包装されたおやつ

体験内容:Scratch、Ozobot、PETS、アーテックロボ、プログラミングロボ コード・A・ピラー、
CHIP(デジタルペット)などなど

詳しくはこちらをご覧ください。お問い合わせ、お申込みをお待ちしております^^
「第2回「ITな女子会」~プログラミング体験~」

第2回教育×Windowsアプリ研究会を開催しました

昨年12月に初めて立ち上げ、開催した「教育×Windowsアプリ研究会」
アンケートで「ぜひ年度内にもう一度」というお声をいただき、ギリギリですが、第2回を開催いたしました。
参照:第1回「Windowsアプリ×教育」を開催しました!

前回お借りした会場のネットワーク回線があまり太いものではなく、十分にWindowsアプリをダウンロードできなかったという反省点から、今回は、マイクロソフト社さんの会議室をお借りしました。

今回も30人を超える方々に集まっていただきました。
「実践事例を聞きたい」という声にお応えして、実際に電子黒板やタブレットを使った実践をされてきた、奈良県斑鳩町立斑鳩東小学校の北口先生から、「やってきたからこそ話せる」お話をしていただきました。

また、弊ゼミ3年生の小西さん(右の写真)は、1年生のときから貸与Surfaceを使って大学生活を送っていることをお話ししました。特に、教育実習中という、普段とは違う環境でこそ、いつもと同じことができるありがたさがわかった、とのこと。いつも、Surfaceを貸している話は当方がいろいろなところでしていますが、「貸された側」のお話は初めて聞くので、当方も興味津々で聞いていました^^

さらに、Microsoft MVPでもあり、Microsoft Student Partnersでもある、静岡大学大学院の栂井さんが、たまたま前日大阪でイベントされているというつながりで、こちらにもご登壇いただきました。エンジニアだからこそ教育にかける思い、そして「自分が使いたいから」ということで作られたアプリをご紹介いただきました。本研究会も、こういう方とぜひコラボして、新しいアプリを作っていきたいものです。

さて、トークコーナー最後は、先のアンケートで「Kinectや最新の技術を特別支援で使えるか知りたい」という熱烈なリクエストにこたえ、日本マイクロソフト社のエヴァンジェリスト千葉慎二氏においでいただき、Hololensや機械学習のお話をしていただきました。千葉さん自身も医療系には興味・関心がおありとのことで、福祉や教育などの隣接分野での展開や事例紹介がわかりやすかったです。

おやつタイムをはさんだあとは、いよいよ実習コーナー。
最初は、同じく日本マイクロソフト社の太田泉氏による、Office Mix体験。
PowerPointのファイルに手軽に音声を入れることにより教材ができることに、先生方もびっくり!早速使ってみたい、とアンケートにもたくさん書かれていました。

そして、最後はWindowsアプリを探して、グループトーク……………のはずだったのですが、またしても、思ったより会場の無線が飛ばず、また、運悪くUpdateもはじまってしまい…

ただ、そこは集まってくださった先生方。グループでしっかりトークをされたり、また、デモンストレーションコーナーに集まったり、千葉さんにいろいろ話をきいたり…と無為な時間にはならなかったようで…本当に申し訳なく、そしてご協力いただき、ありがとうございました。

また、「Windowsアプリ×教育」のロゴは、クロスメディアデザインの鴨谷真知子さんに作っていただきました。ありがとうございました^^

次回については現在未定ですが、今度こそ、今度こそ、先生方にWindowsアプリをいろいろご体験いただけるようなイベントを行いたいと考えています。

なお、ご興味のある方は、「教育用Winアプ研究会」にご参加いただければ幸いです。ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします!

Surface貸与と学校現場を繋げること~立命館小学校公開授業


今年も立命館小学校での公開授業を見学させていただきました。昨年は急だったこともあり単独参加だったのですが、今回は院生1名と学部生1名も一緒です。

複数で参加すると、お互いの視点を事前に議論したり、また、授業は並行して行われているので、見ることのできなかった授業について情報交換したりできるのがよいところですね。

1年生でタイピングやロボットプログラミング、2年生では「ロイロノート」をつかったビブリオトーク(本を読んだ感想を述べあう)、Office Mixを使った英語の授業は4年生と6年生、そして、サステイナブル×「MINECRAFT」の5年生の授業など、どれもこれもゆっくり見たいものばかりです。

だんだん学年が上がるにつれ、「こういうことをしたいから、これを使う」という目的と手段が子どもたちのなかで明確になっていっているように感じました。「公開授業にあわせた授業」ではなく、いい意味で「たまたまこの授業を公開した」ように、今までの流れやこれからの流れが子どもたちの中にあったように思います。

授業後の事後検討会では「プログラミング」に参加し、やはり「MINECRAFT」で「プログラミング的思考」の何を育成できるのか、が議論のポイントになっていました。今回の授業は、担当の先生だけではなく外部の講師の方も来て、授業を進めておられました。そういう意味でも、「私立だからできる」ではなく、「数年後、公立小学校でできる授業」をご提案いただいたように思います。

さて、私たち教員養成系の大学では、こういう授業のできる学生を育てなければ…と思う次第です。今回、一緒に行った学部学生は教員志望で、昨年9月に行かせていただいた教育実習でも、小学校の先生と相談し、授業にICTを活用していました。(ちょうど訪問担当だったこともあり、研究授業を見学させていただきました。)

今、弊学で行っているSurface貸与を実際の学校現場とどのように繋げるのかが、私の次の研究テーマになりそうです。

「チャレンジ期」のプログラミング教育

次期学習指導要領から、小学校でプログラミング教育が始まるのは、このブログでも何回か紹介している。とはいえ「プログラミング」をそのものを教えるのではなく、教科の内容のために「プログラミング」を用いるということが大切である。

今総務省のプロジェクトで、GLICODEを使った授業をされた、東京都小金井市立前原小学校の松田校長先生が、マインクラフトを使ったプログラミングの授業を公開する、とのことで、見学させていただいた。

文部科学省が2月14日に告示した、次期学習指導要領(案)において、「児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理 を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動」を計画的に実行することが明示されている。
(なお、授業時にはまだ告示されていなかったが、これに先立つ中央教育審議会答申においても、「プログラミング的思考」として、その必要性がまとめられていた。)

小学校3年生の算数「2けたのかけ算」
「10歳の壁」になる、算数の難所の1つ。数をかけることによってどうなるのかを、視覚化することによってわかりやすくする、ということが授業のねらいだったように思う。
もちろん、大量のブロックと広げる場所さえあれば、「実物」のブロックでも同様のことができるだろう。
授業中も黒板で絵を使って説明しておられた。

最初は実物というのは、ピアジェのいう「具体的操作期」の子どもには必要である。その段階から「数が増えるとどうなるのか」を考えるのが論理的思考であり、それをマインクラフトを使って、子どもたちの興味を持たせつつ…というところが、本時の見どころと設定されたところであった。

45分があっという間だった。まわりにどれだけ大人が入ようとも、またその大人がどれだけカシャカシャ音をたてようとも集中する力、二人一組で説明しあいながら頑張る様子、そんな子どもの様子をみながら、子どもたちの可能性を少しでも引き出すために、説明を加える松田先生。

久々に、良い意味で「シナリオ通りでない」授業を拝見させていただいた。当方の感想を一言でまとめると「チャレンジ期」である。教育にチャレンジがあってよいのか!という議論は、今日はここでは脇に置いておきたい。。

こういう授業を、本来は、まずは先生方や先生の卵たちが体験すべきなのだろう。どのようなプログラミング環境があるのか、そのなかで実際に子どもたちができるものはどれか、論理的な思考はどのように育成できるのか、育成できたことをどのようにわかるのか、など、次期学習指導要領実施に向けた課題は、山積している…。

「前原小学校の松田チャレンジ」(勝手に名付けましたが)を受けて、私は何ができるのか。ちょうど校門前に止まったコミュニティバスに揺られながら、帰路に着いた。

追記:写真は音のでないアプリで撮影しました。また、校長先生からは、特定のお子さん以外は撮影OKですとはお声かけいただいていましたが、いろいろ考え、フィルター加工いたしました。