情報教育・ICT活用・情報科教育」カテゴリーアーカイブ

久々に、タイピングテストで学生に抜かれました^^

Surface1年目の終わりは、情報処理演習Ⅱのタイピングテストで〆となります。

もちろん、タイピングテストだけではなく授業中の提出物などで総合的に評価しますが、学生からすると「目に見える」数字はとても大切。というわけで、どの学生もここ1か月ほどは真剣に練習していたようでした。

Surfaceの画面とタッチカバーの間に白い紙を挟み、完全に見えない状態でのタイピングは、指がキーの位置を覚えていないとなかなかできません。

当方で、1分間に300字ぐらい入力するのですが、今年度は久々に当方の記録を更新する学生がでてきました!かなり練習したようで、テスト中ではありますが、あまりのキータッチの速さに周りの学生も応援していました(笑)

もちろん、タッチタイピングが早いから、何かができる、というものではありませんが、タイピングが苦でなくなれば、レポートも3年後の卒業論文もスムーズに入力できるでしょう。学年があがり、ゼミ配属となった3、4年生も「やっておいてよかった」とよく言っています。

今の学生が社会に出る3年後にはまだキーボードが入力方法でしょうが、あと10年もたてばどのようになっているのでしょうか?

10年後に、卒業生から「タッチタイピング頑張ったけど、もう必要なくなりましたね~」と言われる日が楽しみです。但し、そのころには、情報処理演習で私は何をしているのだろう?と考えると、やはり日々、自分自身も勉強しなくてはなりませんが…。

いかに音声入力を早くできるかと…(いやこれは冗談ですw

BYODと違って、Surfaceは大学の資産ですので…

「Bring Your Own Deviceと何が違いますか?」
と、時々聞かれます。
「Corporate Owned, Personally Enabled」にした弊学の場合、当然のことながらSurfaceは大学の資産であり、学生に在学中貸与しているだけです。

そこで写真のような「借用誓約書」を年度末に再提出(更新)しています。
当たり前ですが、故意に壊さないようにしましょう、何かあったときは個人で弁償することになります、などの内容が含まれています。

Surfaceは堅牢ですので、基本的に破損が少ないのですが、やはり自転車で通学途中に落ちてしまった…などのケースもあります…。
学生たちも入学後、早いうちに、個人でケースを買ったり、自分で作ったりして、「自分のツール」として愛着を持ち、他の人との差別化を図るとともに、安全も意識しているようです。
なんせ1学年550台もあるのですから…

来年度は………っと、オフィシャルに言えるのは来年度の入学式の時ですね。
4月4日までお待ちください^^
来年度で、1年生から4年生まで、全員がなにがしかの端末を持つ、「完成年度」にあたります。
大学が、授業が、学生が、どのように変わっていったのかを、ブログ、論文などでまとめていきたいと思います。

「ITな女子会」と「Windowsアプリを試す会」を立ち上げました!

この記事は、「IT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 2016」の12月15日分の記事です。


今年、IT勉強会を2つ立ち上げました。
1つはいわゆるIT系の女子会。東京での「IT女子会」には参加していたのですが、その関西バージョンです。
でも、どちらかといえば、技術系だけではなく、「だれでも参加できる」ことをめざしました。
もう1つは、「教育用Windowsアプリを探す会」です。
2つともいわゆるニーズから生まれました。
今日はその二つを紹介しながら、運営する上での出来事を書いていきたいと思います。

■「ITな女子会」は、お子様連れOK、参加費はおやつ300円分、懇親会はなし。

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「子どもがパソコン使ってるんだけど、私は苦手」「ワード、エクセルは使えるけどスキルアップしたい」という方から「バリバリエンジニアしてるけど、まわり男性ばっかで相談できる人いない…」という方まで、「ゆるふわ」な女子会です。

 

キックオフイベント:「ITな女子会 in 関西」キックオフミーティングを開催しました!
1回目:「第1回 ITな女子会」~アイディアソンとプログラミング体験

お子様連れを意識し、「ラグ」を敷いて、「お子様コーナー」にし、くつろいでいただけるようにしました。
キックオフイベントでは、元気なお子様たちに対してどのように対応したらよいか、主催者側が遠慮してしまい、他の参加者から「もう少しルールを作ってほしい」という意見をいただきました。深く反省…。

そこで、次の1回目のイベントは、最低限守っていただきたいことを明文化し、「ここにいるみんながおかあさん」を合言葉にしました。また、プログラムもお子様が参加できるように工夫しました。そのおかげで、この時はご意見をいただくことはありませんでした。

どちらのイベントも参加者は30人弱。その中にお子様が3~5人いらっしゃいました。
休日のお昼で、懇親会はしない、というのも、お子様連れの女性が参加しやすい条件なのかもしれません。

今後は、小学校で行われる「プログラミング教育」や、クラウドや機械学習などの最新技術に関するお話し会などを企画しようと思っています。
企画から携わっていただける女性の方、お待ちしております^^

 

■「Windowsアプリ×教育」は、Surface使いたい放題。参加費無料。

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学校の先生方、先生を目指す学生諸君、教員産業や企業の方々、保護者や地域の方々にきていただき、Windowsストアのアプリをダウンロードし、試すという勉強会です。
iOSは先行している分アプリも多いのですが、Windowsはまだまだこれから…
そして、2020年の一人1タブレット時代にむけて、すでにいくつか取り組みも行われています…
そんな状況を先取りしての勉強会です。

第1回「Windowsアプリ×教育」を開催しました!
当日、貸し会議室にSurfaceを15台用意し、30人弱の方に集まっていただきました。

Surfaceの設営に1時間半を見込んだのですが、実質は1時間で大丈夫でした。もちろん、当方だけではなく、弊ゼミから2名、そして研究者仲間でもあるO先生にお手伝いいただきました。
事後アンケートで「時間が足りない」というお言葉をいただきましたが、これは改善できる見込みです。

貸し会議室から2本有償で借りていたのですが、無線LANが遅かったのが残念でした…。事後アンケートにも同様の感想がありました。これについては、会場そのものを見直していきたいと思います。

またアンケートからは「検索したいアプリが違う…」というお声もありました。
今回、人数の都合で二人1台のところもありましたが、こちらも募集の段階から考え直したいと思います。
端末を持参する人の枠と、こちらの用意した端末を使う人の枠で人数をわけることも考えています。

次回の要望を聞いたところ、年度内にもう一度という声が多数でしたので、早速次回に向けて動いています!

■まとめに代えて

どちらも今のところ次回への期待をいただいており、ありがたい限りです。
どちらかといえば、これから様々な問題が起こるのかもしれません。
「女性」「教員」という今まで、IT技術勉強会にはあまり参加されておられなかっただろう方々が参加されています。「物珍しい」だけではなく「必要だ」という気持ちも十分お持ちです。
こうした多くの方々を取り込み、良い意味で巻き込みながら、これからも頑張って続けていきたいと思います!ひきつづき、ご参加ご協力のほど、よろしくお願いいたします。



 

今年もマイクロソフト社さんからゲストをお迎えし、講義いただきました!

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Surfaceが弊学に導入されて3年目。
初年度から、情報処理演習の時間を使い、日本マイクロソフト社さんからゲストをお招きし、ゲスト講義をしていただいています。

初年度は、「教育×ICTを、神と王子が語る会」と題し、ことマイクロソフトテクノロジーセンター長の澤円氏と、デプロイ王子こと廣瀬一海氏(現マイクロソフト社)に来ていただきお話しいただきました。
教育学部1年生キャリア形成セミナーにて、「教育×ICT」をゲスト講師に語っていただきました!

2年目は、業務執行役員そしてエヴァンジェリストの西脇資哲氏に来ていただきました。お昼休みにドローンを飛ばしていただき、学生も初体験!「好奇心が人を育てる」というお言葉が教員の卵たちに響いたようでした。
日本マイクロソフト社の「エバンジェリスト」によるドローン体験と特別講義!

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そして、3年目の今年は、エヴァンジェリストの千葉慎二氏にきていただき、「人に希望を与え、人と人とを繋げる、そんなテクノロジー」のお話をしていただきました。

X BOXのお話やKinectを使ったデモンストレーション。
マイクロソフト社の「未来」を映像にした「フューチャービジョン」が、実は少しずつ現実のものとなっていることを聞き、学生たちは目を輝かせていました。また、ゲスト講義のお話を、大学から貸与されたSurfaceでメモを取る学生の姿も少なくありませんでした。

これから、教員に、そして保護者になるであろう学生たち。
今の「フューチャービジョン」が、そのころには実用化していて、「あー、大学でそんな話聞いた!」と思い出してもらい、次世代に繋げてもられば、と思います。

PowerPointでフラッシュ型教材制作と模擬授業

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PowerPointでスライド資料を作るのは、多くの学生が早ければ小学校から体験済。
よって、教育学部の学生ですので、「教育に特化した形」でのPowerPointの実践です。

「基礎基本の徹底のためのICT活用」サイトeTeachersを参考に「フラッシュ型教材」の制作とそれを使った模擬授業です。
よく、Adobeのflashを使った教材制作と間違われますが、全く違います…^^);;;;

学生たちもついつい今までの癖で、アニメーションで作りこんでしまったり、文字を多くしてしまったりするのですが、ここは厳しく「目的を考えよう」と指導。もちろん、目的があっての教材制作ですからね。

写真のように、時計の読み方、家庭科の「包丁の使い方」、そのほか国旗、地図記号、漢字、簡単な算数などなど、様々な教材ができあがりました。
もちろん、すでに教材としてあるものでしょうが、まだ1年生。
ここでは
・教材は自分で作ることができる
・教材は目的に合わせて作ることが必要だ

ということを学んでほしいと思います。

実際、雑談程度ですが、3年生から教育実習にSurfaceを持って行ったという話も聞きます。
今の1年生が教育実習に行く2年後には、さらに小学校にタブレット端末が増えていると考えられます。
その時に、今回の演習を思い出し、目的に応じた教材を作ってほしいと思います。

プログラミング的思考と思考スキル in 日本教育メディア学会

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「日本教育メディア学会」が奈良教育大学で11月26日(土)~27日(日)に、開催されると伺い、実に6年ぶりに参加、そして現地実行委員の一人として支援させていただきました。この学会は、前身の「放送・視聴覚教育学会」時代、当方が大学院生だった頃からお世話になっております。

今回、実行委員長のO先生からお声かけいただき、課題研究の1つ「情報教育の動向と情報活用能力の育成」を担当させていただくことになりました。当日は、算数科における「思考スキル」、学校放送番組を活用した「思考スキル」、高校・情報科における情報活用能力の育成、そして、情報活用能力の評価テストなど、広い意味での「教育メディア」をバックグラウンドとした情報活用能力の議論ができました。

特に、次期学習指導要領の1つである「プログラミング的思考」はその名の通り「思考の1つ」であり、だとすると、今回ご発表いただいた「思考スキル」の実践は、「プログラミング的思考」につながるのでは!と、セッションのまとめをさせていただきました。

また、上記セッション以外はほぼ受付におりましたが、懐かしい先生方にお会いできてうれしかったです。そして、奈良教育大学教職大学院の院生の皆さんともお話しできたのは、個人的に大きな収穫でした。弊大学院も院生獲得に力を入れていますが、奈良の大学院が合同で研究会などができればいいなぁ~と考えております。

さて、「大学は奈良にあります」というと、「大学に鹿はいますか?」と冗談半分で聞かれますが、ここ奈良教育大学とお近くの奈良女子大学さんにはいらっしゃるんですよ~。奈良公園の鹿と違って、人馴れしていないので、そーーーと遠くから^^

Ozobot Blockly体験してきました!

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情報コミュニケーション学会、教育システム情報学会関西支部、日本情報科教育学会近畿・北陸支部など(当方がかかわっているだけで)、多くの学会や研究団体が共同で主催する「第12回 情報教育合同研究会が園田学園女子大学で開催されました。

もちろん、いろいろなお役目はあるのですが、当方個人としては午前中のワークショップ「Ozobot Bitによるプログラミング的思考育成」がとっても楽しみ♪
Ozobotは研究室で20台ほど所有し、様々な研修会やワークショップで活用しているのですが、この「Ozobot Bit」はプログラミングできる第2世代。どのようにしてOzobotにプログラミングするのか、わくわくどきどきです!

講師の吉田さんは普段からこうした授業などをされているだけあり、資料も見やすく、話し方もわかりやすく、そして何より「Ozocode用のシール」があるのがすごい!!!!!!!
今まで、ライントレーサー(ラインに沿って進む)Ozobotに命令を出すには、青赤緑のマジックを使ったり、タックシール(丸いシール)を並べたりしていました。
ただ、うまく読み取れないこともがあって、思った通り進まないこともありました。それはそれで可愛かったりもするのですが、実際に授業で使うとなると、「命令通りに進む」ことが必要です…。その問題を大変うまく解決されたなぁ~と感心しきり。

そして、ワークショップ後半は「Ozobot Blockly」というプログラミング環境を用い、「Ozobot」を思い通りに動かす体験をしました。
Scratchのように、いわゆる「タイル型プログラミング」で、タイルを並べ、適切な数値を入れるだけで、簡単にプログラミングできます。さて、それを「Ozobot」に伝えるには、「Ozobot」を画面に押し付け、光の点滅で伝えることになります。

ただ…ただ…以下はまるっきり個人の感想です。体感的なものがあるので、お分かりいただけない方もいらっしゃると思いますが…

この点滅、当方には大変しんどかったです…。
1回やってみて、「あ…ダメ…」と思ったので、あとは申し訳ないですが、別なことをしていました。
お隣の人や前の方の画面での点滅を見るのも少ししんどかったです…。
(体調の問題や、加齢の問題もあるのでしょう…)

実際の様子はこの動画で見ることができます。当方が苦手な「点滅」は1分28秒ぐらいからあります。もし、興味のある人は「個人の責任で」ご覧ください。
(私はこの動画でもしんどいです…。今日は1日ゆっくりしていたので体調はよいはずなのですが…)

Scratch体験と教科などへの応用

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「情報と社会」(3年生配当)も7回目。
「プログラミン」 「Ozobot」 「グリコード」 「Hour of Code」…といろいろ体験し、そろそろ「Scratch」です。

「Why?プログラミング」を見たり、友達と相談したりしながら、まずは軽く作品制作。
その後、体験だけではなく、小学校の教科などでどのように使うことができるかを議論しました。
国語の物語作り、図工での作品作りなどやはり「表現の手法」としてとらえている学生が多そうです。

さて、授業も後半になるので、そろそろ方向を少し変え、「世の中を動かす仕組み」としての情報のあり方や、そのためのプログラミングに注目できるようにしたいと思います。

ポッキーの日に、ポッキーを使って、プログラミング∥

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11月11日、それは(株)江崎グリコさんの「ポッキー&プリッツの日」
この日、シアトル→成田→伊丹経由で駆けつけたのは、なんと道頓堀。
そこには、たくさんのポッキー、ビスコ、アーモンドピークと、情報やプログラミングに興味を持つ友人が待っていました。

さて、次期学習指導要領では、小学校で「プログラミング的思考」が…という話と共に語られるのが、総務省の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業。そして、その一つとして、(株)江崎グリコさんの「GLICODE」が採択されました。

道頓堀のグリコの屋外広告の見える居酒屋さんに、主催の一人のO氏が交渉し、お菓子の持ち込みの許可をいただき、大まじめにプログラミングを楽しみました。

その中での議論では、「何のためにするのか」の一言に尽きました。
「お菓子を使うから楽しい」というのはもちろんですし、それが主目的なのかもしれませんが、「それからどうするの?」に対して、保護者や教員が応えられるのか、そしてそれに応えられるだけのプログラミング環境なのか?については、参加者の間でも議論が行われました。

これから東京の小学校で実践が始まる予定ですので、一度は見に行きたいですね。また、3月の情報コミュニケーション学会全国大会でイベントの報告などを発表予定です^^

情報処理演習も少しずつあたらしいことを。~Swayとプログラミング~

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前期の「情報処理演習Ⅰ」は、2学部(健康科学部と教育学部)共通で、「情報の科学」分野の講義を行っていたのですが、後期の「情報処理演習Ⅱ」は独自に展開しています。

文書作成ソフトウェアを使った「学級新聞の作成」、表計算ソフトウェアの関数を使った「成績処理」、プレゼンテーションソフトウェアを使った「デジタル教材の開発」などは引き続き行う予定ですが、少しずつ新しいことにもチャレンジしています。

「Sway」は、プレゼンテーションソフトウェアの1つで、2015年にリリースされました。
実践そのものは昨年度から2年目です。

「PowerPoint」でのスライド形式のプレゼンテーションは、今まででも作ったことがある学生がほとんどですが、「Sway」は初めて。
とはいえ「こうして作りましょう」というガイダンスは全くありません。
ヘルプを見たり、友達どうして助け合ったり…こうしたコンテンツの制作については全く問題がありません^^

授業の後半は、次期学習指導要領で、初等教育にプログラミング教育が導入されることを見越しての「プログラミング体験」「Hour of Code」さんのMINECRAFTをしてみました。
ゲーム感覚で「はまる」学生と、ちょっと苦手な学生もちらほら。
今日のところは、「とりあえずやってみよう!」ですが、学生にも少しずつ「教員として何を教えなければならないのか」という視点を持たせていきたいと考えています。

今の2年生は、教員採用試験に現役で合格するとすると、2020年には教員1年目のはず。
2020年は、児童一人ひとりにタブレットが用意され、また次期学習指導要領が全面実施される予定です。
そのときまであと4年。
大学で学んだこと(知識やスキルより、考え方など)を活かせるよう、今から頑張りたいと思います。