月別アーカイブ: 2016年2月

HTML5で制作した特別支援教育教材を学会発表!

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今年度頂戴しているTMSN科研(研究タイトルは「重複障碍児対象のディジタル教材マッチングシステムの開発及び地域・家庭との連携 」)の今年度の成果の一つを、情報コミュニケーション学会第15回全国大会にて、研究協力者の村上さんが発表しました。

奈良養護学校と弊学との共同研究が始まって以来、ディジタル教材はすべてFlashを使って制作してきました。
しかし、昨今、Flash技術は終わりを迎え、またFlashはiPadやAndoroidでは動作しない、ということもあり、切り替えするときを狙っていました。
また、同じく研究協力者の廣瀬さんの研究成果では、現状のFlash→HTML5の変換ツールでは、音声に不具合が出ることが明らかになっていました。

そこで、村上さんが、まずはよく使われている教材の一つをサンプルとして取り上げ、同じ挙動をするデジタル教材をHTML5でつくりなおしました。
今回の発表は、教材作成の経緯と奈良養護学校での実践をまとめたものです。
質疑応答では、若干緊張していたもの、学会デビュー、おめでとう☆

発表時のスライドはこちらです。コメントなどいただければ幸いです。

「Hackなプロジェクト」の立会人で、町娘に!?

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Facebook上でお声かけいただき、読売テレビ「ハッカテン」の「立会人」を学生と体験しました!
要は、チームからの試作品を楽しむ係です(笑)

大阪城をテーマとして、………… 以下はネタバレになりそうなので、ON AIRをお楽しみに!
なお、昔風の「プリクラ」は、FBでの拡散OKの画像です。
なんと、町娘になってしまいました~^^)
どのような時に町娘になれるのか、どんな技術を使っているかもお楽しみに!

前回の「お仕事ワークショップ」に引き続き、世の中の人が何をしているのかを学生時代に知ることは大事だと、心より思うのです。
普段の授業期間中は、免許・資格のための授業がありますし、近いとはいえ、大阪市内から1時間弱かかってしまう土地柄、そうおいそれと出かけるわけにはいきません。そこで、多くの方にゼミの時間や授業中に来ていただいています。

しかし、今は春休み!
旅行もアルバイトも対策講座もありますが、その間を縫って、こうした「大人」と交わることのできる機会は貴重です!
後日談ですが、翌週は、同じ番組の別チームに、別の学生が参加させていただきました!

上手にSNSを活用し、情報を収集し、実際に参加し、そして学生目線で発信できる、そんな学生を育てていきたいものです。

お仕事キャリアワークショップにゼミ生たちが参加

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あべのハルカスにて行われた、NPO法人学習開発研究所さん、(株)ワークアカデミーさん主催の「おしごと」ワークショップにゼミ生が参加しました。
まずは、眺望の良さに学生ともどもびっくり!

さて、今回は見学者もいらっしゃる中でしたが、学生はさほど緊張することもなく、普段ゼミで鍛えているせいか、役割を分担しながらチームワークを楽しんでいました。
プレゼンテーションも、実は少し苦手な学生も混ざっていたのですが、なんなく発表し、フロアからの質問にも答えることができていたのがうれしかったです。

弊学は教員養成系大学ですので、教員のほとんどが私も含め、一般企業での就労経験はありません。
その中で、一般企業ではどのようなことが必要とされているのか、もちろん企業内教育の研究や発表は聞いたことはありますが、実際に学生に向けて…というところに落とし込むことはしたことがありません。
学内でもキャリア教育はしますが、基本的に教員向けですし、就職対策講座は、エントリーシートの書き方、面接対策に終始してしまっています…。

弊ゼミは、他のゼミと比較し、一般企業への就職率が高く、希望する学生も多いものですから、今回は非常に学生も、そして当方も勉強になりました。なお、写真には、教員志望と一般企業就職志望の両方の学生がいます。念のため。

ところで、当方もワークショップを開催したり、参加したりすることがあります。
その中で大切に思っていることは、そのワークショップを思いだす何かをお持ち帰りしてもらうこと、です。
できれば、しばらくは日常的にあるもので。
なにかワークショップにつかった小道具でも、筆記用具でも、参加者全員の写真でも。
数日後、数か月後、ふと見かけた時に、「あー、あんなことやったなぁ」と思えるものがいいですね。
(資料はすぐ散逸してしまいますし…)
ぜひ、次回以降、ご検討いただければ幸いです!

さて、今回は、実は一人だけ他大学の学生が混ざっていたのですが、今度はもっと大勢で、いろいろな大学のいろいろな学生とチームを組みたいですね~。
またの開催を期待しています!!

冬季スポーツ実習 in 長野県白馬村 にもSurface持参

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今年もやってまいりました「冬季スポーツ実習 in 長野県白馬村」
授業の一環として、学生130人あまり、アシスタントの上級生約10名、教員約15名の155名が、長野県白馬村に3泊4日でお邪魔し、スキーとスノーボードを体験する、冬季スポーツ実習。

当方の担当は、現地からの情報発信。
バスの出発、SAの到着や出発、現地到着、学生の様子、食事の内容など、頻繁にFBやtwitterにあげることにより、大学で待機している教職員や学生に知らせています。
大学にいる教職員からコメントがあると、うれしいものですね!
…というわけで、今回もSurface持参で、本部に詰めているか、カメラを持ってゲレンデへ!!

また、もう一つの大きな業務は、参加している学生にブログ用写真と記事を依頼し、その日のうちに回収し、記事にして、大学に送ることです。大学で待機している、ブログ担当の職員がしかるべき処理をして、翌日午前中にはアップされるというスピード感!
職員によると、参加している学生の保護者が見ているそうで…ありがたいですね!

最終日のブログは以下の通りです。
「冬のスポーツ実習2016(in白馬村)レポート vol.4」
全部の宿での集合写真や、過去の記事へのリンクもありますので、最後までお楽しみいただければ幸いです。

「情報チューズディ」でHTML5デモ!

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「情報チューズディ」は、平成25年2月に「(情報)教育情報交換会」としてスタートし、実践報告、討議、ワークショップなどを、月1回をめどに定期的に開催している集まりのニックネームです^^
 平成26年度には奈良県の高校情報科教員を中心とした奈良県情報教育研究会の正式活動として承認され、また、畿央大学現代教育研究所のプロジェクトの一つとして位置付けられています。
 情報教育研究会の会員、さらにSNSを利用して情報教育に関心を持つ方々に参加を呼びかけており、奈良県内の各高校や畿央大学の施設をお借りし、原則として火曜日(Tuesday)の午後6時から2時間程度集まっています。

 さて、今年度最終の「情報チューズディ」が奈良県立香芝高校で開催され、香芝高校のK教諭による「HTML5」デモが行われました。教科書の記述はまだまだ「HTML」ですので、最新情報はとても大切です。
 時間が1時間と限られていたので、デモンストレーション中心となりましたが、夏休みなどまとまった時間に数時間のハンズオンんをするのもいいですね!

 後半はいつも通り情報交換会。どこの高校でどんな先生がどんなことを教えておられ、悩んでおられるのか。人が集まるからこそあつまる情報を大切にしたいと思います!

「古本でお雛様」ワークショップに参加

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ニューヨーク在住のアーティスト、Yoko Komori Olsonさんにお声かけいただき、「古本でお雛様」ワークショップに参加してきました。
Yokoさんは、アメリカで古本をリサイクルした「Book Angel」ワークショップをされていましたが、それを日本風にそして時節柄お雛様に…というその発想の転換に、なるほど~!!

よく考えれば、ハードカバーの古本が家にはなかったので、結局古本ショップで買ってきました。
「2体作るので、色違いがいいな~。」「あ、これ、ピンクと紫で綺麗☆」
普段買うことのない、現代風の携帯小説の単行本化したもので、中は横書きで、文字の印刷はピンク!!
結果として、これがラッキーなことにかわいい感じに仕上がることになりました。

さて、ワークショップは地元の新聞記事に予告があったり、Yokoさんがラジオに出演して呼びかけたこともあり、10人ほど、遠くは滋賀からいらしていました。
「髪の毛」の部分は、いわゆるパンフレットやチラシなどの黒いところを細く切ったもの。文字があってもそれが光にあたっているようにみえるものですね。
「扇子」や「着物の打ち合わせ」の部分は、Yokoさんが用意してくださっていました。こちらもきっと布のリサイクルでしょうか。
「頭の飾り」もボタン。
胴体の部分は、本を折ったら出来上がり!

髪の毛の部分を切ったり、本を折ったりしながら、ご近所の方と歓談。
この部分であれば、年齢をとわずできそうなので、大学のイベントなどでもさせていただきたいな~。

以下は後日談ですが、アップした写真を見て、学生が「あの本、○○ですよね~」と確認してきました!
写真から少しみえる主人公の名前が特徴的らしく、「あー、あれ読んだ」という学生も…。
それほどはやった小説のようでした!

だんだん紙の本が少なくなってくるとは思いますが、こうした形で新しい命が宿るのはうれしいものですね。
また、パーツどうしは接着していますが、本とパーツは竹串で刺しているだけですし、もちろん裁断はしていないので、折り目は入っているものの、本として復活させることができる、というのも大事な要素かな、と思いました。

母校での学校評議員活動~情報発信とタブレット端末の整備

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この1週間で、東京2往復というハードスケジュールの中(もちろんもっとハードな方は世の中にはたくさんいらっしゃいますが)、今日は母校(大阪府立三国丘高等学校)での学校評議員活動。
今回は、公民と理科の授業も見学させていただきました。

大阪府立三国丘高校では、「SSH(スーパーサイエンスHS)」と「SGH(スーパーグローバルHS)」を同時に受けており、さまざまな教育活動が行われています。
SSHでは、大学の研究室訪問はもちろんのこと、数学オリンピックや情報オリンピックへの参加、種子島宇宙センターへの訪問、中学生対象の科学教室開催などが行われています。
SGHでは、すべて英語の授業が行われたり、フィリピンでフィールドワークをしたり、ビジネスプランコンテストに参加し、全国でベスト10に入ったり…などなど…。
また、すべての普通教室にPTAの寄付で電子黒板が入っています。

こうした取り組みの報告を伺い、未成年ですし、個人情報はきちんと守らなければなりませんが、その中でも、素晴らしい取り組みの成果の情報発信にも取り組んでいただきたい…とコメントさせていただきました。
また、タブレット端末も足りないとのことでしたので、もちろん、Surfaceをアピールしてきました!!!!

私が、今、高校生だったら、どんなことに興味を持ち、どんなことをしていたのでしょうか…
そんなことを思いながら、校舎を歩いていると、制服が変わっていることに気付きました!!!
今までも会議には参加していたのですが、すでに生徒らが下校したあとだったので、気付かなかったのです…。
戦後、布地が足りないなかでできたボックススカートは、流行りのかわいいプリーツスカートになっていました ^^)

「ネット友達」をテーマにした卒業論文

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学生の卒業論文構想発表で2年に1度ぐらいの割合で出てくるキーワードが「ネット友達」です。
ここで学生に「で、『ネット友達』って何なん?」と聞くと、
・ネットで知り合って友達になった人のこと
・ネットでコミュニケーションすることが多い人のこと
・ネットでしかコミュニケーションをとらない人のこと
…などなど、回答がさまざまなのです…。

ちなみに、「ネット友達」をbingで検索すると13,400,000件。Googleで検索すると30,300,000件ヒットしますが、論文検索サイト「CiNii」だと全くヒットしないのです。
とはいえ、学生には「実感」のようなものはあるようで、趣味に特化した「ネット友達」を作ったり、ネット上では対面とは違った人格(?)でコミュニケーションを取ったりしているようです。また、「情報化社会においては人間関係が希薄、といわれているけれども、方法が違うだけで、人間関係はより複雑になっているのではないか」という学生もいます。

というわけで、弊ゼミでは数年に一度、このテーマが卒業論文がかかれています。
8年前の1期生のWさんが書いた時はmixiが主だったSNSも、3期生のYさんの時はtwitter,facebookになり、そろそろInstagramやVineなどでしょうか…。
現3年生の8期生Mさんがこのテーマで書きたいと言っています。先輩方の卒業論文との違いをどこにするか、ターゲットとするSNSをどのように取捨選択するか、いろいろな論文を読んだり、友達や先輩に相談したりしているようです。大変ですが、この「卵を温める時間」が一番大切ですよね~。

さて、写真は、私の「ネット友達」と(いうのは失礼かもしれませんが、)5年以上ぶり2回目の対面を果たしたときのレストランでの一コマ。
5年以上前に研究会でお会いし、名刺交換をし……その後、ずっとネット上でやりとりをしていました。
お互いにどんな研究テーマで、どんな授業を担当していて、どこに行って、何をして…
専門家を紹介していただいたり、当方のスキーウェアをお貸ししたこともありました。
よく考えれば不思議な関係ですよね(笑)

そういえば、先日、海外に住んでいる、大学時代の同級生から「現地の友達が日本人と日本語で交流したいらしいんだけど…」という連絡がありました。
新しく「友達」ができそうで、ワクワクしている今日このごろです ^^)
さて、この「友達」は「ネット友達」なのかどうなのか、Mさんに聞いてみようと思います。

Surfaceがあるから使う → ○○したいからSurfaceを使う へ

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2年生「教育方法・技術論」の模擬授業も最終回。
準備に時間をかけることができる、ということもあり、各チーム(二人で1チーム)とも、掲示物を丁寧に作ったり、二人一組で役割がきちんと分担されていたり、なかなか面白い授業が行われています。

さて、このチームはおもむろにSurfaceを教卓にドン!
でも、しばらく使わずに、掲示物でクイズをしたり、子ども役の学生とやり取りをしたり…

そして、ようやく授業の「終末」に
「あわあわ手あらいのうた」と一緒に手を洗いましょう♪

Surfaceで上記サイトにアクセスし、音楽を流しながら、皆で手を洗う練習をしました。
ここに大きなディスプレイがあったら、画面を共有しながらもできましたね~。

「黒板、掲示物、発問、教示、そして視聴覚」と非常に伝統的な教授スタイルで、その中でも自分たちのツール(Surface)を自然に使っているというところが、この2年間の取り組みの成果であると思います。

おそらく、今までのSurfaceを貸与していない学年だと、自身のスマフォなどで音楽を流していたでしょうし、実際そういう模擬授業も見てきましたが、実際の学校現場で先生が個人の携帯電話を…というのはなかなか考えにくい状況ですしね…。

「Surfaceがあるから使う、ではなく、○○したいからSurfaceを使う」という考え方の変化が見られた模擬授業でした。

卒業だよ。元気でね。

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卒業論文を提出し、口頭試問も終わったら…そう4年生は卒業です。
4月からは学校なり企業なり、自分の道を歩み始め、大学、サークル、アルバイト、フィールドワークの日々は終わります。

今年卒業するY君も、4月からは滋賀県での勤務が決まっているため、奈良養護学校に来ることはなかなか難しくなります。
2年生からほぼ丸2年。授業のある時はほぼ週1回のペースで授業に参加し、教材の打ち合わせをし、S君と一緒に勉強してきました。

でも、もう卒業だよ…。

実際にはあと数回来るそうですが、Y君と一緒に訪問し、ご挨拶をしてきました。
それを知ってか知らずか、今日はお友達も一緒にタブレットで勉強をしました。

そうだよね、一人じゃないよね?
みんなでY君の作った教材で、勉強しようね!
担任のF先生のそんな気持ちが伝わってきた授業でした。

新年度の状況はまだ確定ではありませんが、今のところ、いろいろな都合で、引き継げる人が決まっていません…。
教材を作るだけならもちろんオンラインで問題ないのですが、やはり学校に通いながら、先生の、そして子どもたちの声を聞き、楽しむ顔を見て、教材づくりをしたいという気持ちでいっぱいです。

新しくゼミに来る現2年生、そして来るかもしれない大学院生にも期待しつつ、今日で一区切りとなりました。