月別アーカイブ: 2017年8月

コワーキングスペースでのGLICODEイベント始めました。 #glicode

  

江崎グリコ株式会社さんとの共同研究が始まっています。共同研究者の尾崎先生(大阪教育大学)は、大学生を中心とした調査研究を、当方は保護者世代対象の調査研究を担当することになりました。

今日は、OBPアカデミアさんの素敵な会議室を借りての、GLICODEイベントを開催しました。夏季集中非常勤の羽衣国際大学の、高校教科「情報」の免許取得希望者の学生がお手伝いしてくれました。

勉強に来ている学生、フリーランスのエンジニアの方、OBP(大阪ビジネスパーク)に勤めていて、お昼休みの休憩にいらっしゃる方など、多くの方にご参加いただきました。

調査結果は改めて、学会誌に投稿するほか、江崎グリコさんのニュースリリースとして公開します。今後、いくつかのコワーキングスペースさんにお願いして、イベントを続けていきます。

…というわけで、ちょっとポッキー風の衣装も用意して、GLICODEイベントを楽しみたいと思います♪

 

 

第3回「Windowsアプリ×教育」イベントを開催しました!~合理的配慮とプログラミング~

 

「第3回 Windowsアプリ×教育イベント」を、大阪教育大学天王寺キャンパスにおいて開催しました。過去2回行ってきましたが、いずれの会場もネットワーク設備が………という状況で、第1回からご参加いただいている尾崎先生(大阪教育大学)に場所と設備をお借りすることとなりました。

第3回となり、少し気持ちの余裕もできたので、鴨谷さん(Cross Media +Design)にデザインしていただいたコミュニティのロゴ入りチロルチョコも用意しました^^

さて、今回のテーマトークは、初音玲さんによる「音声認識による合理的配慮と一般適用による未来」
実際にご自身が開発された「Live Talk」を使われてのご発表。話す内容が、逐次に文字になる様子に、感嘆の声があがりました。もちろん、全く間違いがない、というわけではないのですが、前後の様子から類推できるのが人間の良いところ。

また、内容が固定される「辞書」ではなく、Cognitive Serviceを使って、どんどん言葉を覚えるようになり、正確になるとのこと。本当に今後が楽しみです。

思い起こせば、大阪府立工業高等専門学校に勤め始めてすぐのころ、豊橋技術科学大学で1か月の研修を受けた時に、文字を入れたら指文字になるシステムをUnixで組んでいました。また、大阪大学では、複数のノートパソコンで、聴覚に支援が必要な学生のノートテイキングの支援をしていました。技術が、それが必要な人の支援をする現場を見せていただきました。

今回の実習は、尾崎先生によるMinecraft体験。2020年より小学校でプログラミング教育が必修になるため、各地で、実践が公開されたり、教材の体験会が行われたりしています。その中でも、子どもたちに「ゲーム」として認知度の高いMinecraftを取り上げ、どのようにすれば「プログラミング教育」として位置づけることができるのか、簡単な実習を通して、話し合いました。

プログラミング教育といえば、多くの人がそれぞれのイメージで語ることが多く、また、多くの先生方が「習っていないことを教えなくてはいけない」という状況になります。そんな不安を少しでも解消していただきたく、これからもハンズオンなどを続けていこうと思います。

LTにおいても、プログラミング教育に関して2つ、Microsoft Hololensを活用した理科教材など、先生方の興味・関心の高さを伺うことができました。次回は冬休みの開催を検討しています!

プログラミング教育推進と産学連携のお役目を拝命しました~教育システム情報学会第42回全国大会 in 小倉

教育システム情報学会第42回全国大会が、8月23日(水)~25日(金)に、北九州国際会議場で開催されました。新幹線の小倉駅から徒歩数分という、非常に恵まれた会場をご用意いただいた実行委員の皆様に感謝です。

会員歴も長いので、いろいろお役目も頂戴しているのですが、新たに「プログラミング教育推進」「産学連携」のお役目を頂戴しました。

プログラミング教育については、昨年度の大会でのプレカンファレンスの評価が高かったということでお声かけいただきました。

プログラミングの基礎のお話し、小学校での実践、Scratchを使った大学での授業、そして世界規模でのプログラミング教育のお話し、など、1年前の座組としては、当時の最高レベルだったと思います!(自画自賛)

また、OzobotやGLICODEなどの体験する時間を用意し、学会の名だたる先生方が、興味深げに体験されておられるのを見るのがとても楽しかったです(と、1年たったから言えることもありますね…笑)。

というわけで、全国でプログラミング教育の実践をされている先生にお声かけし、「プログラミング教育」を推進する委員の取りまとめをさせていただくこととなりました。写真は、委員になっていただいた先生のご発表のデモで使われたChibi:bit。事前に壁に貼り付けて、実際に信号をとばされる興味深い発表でした!

産学連携の方は、Microsoft MVPとしてさまざまにご支援、ご協力いただいている日本マイクロソフト株式会社さん、GLICODEの共同研究でお世話になっている(株)江崎グリコさん、との実績からお声かけいただいたようです。ほかの工学系の方のように、「研究室のアウトプットを企業に」という連携ではない形の産学連携を模索していきたいと思います。

参照リンク:「教育システム情報学会第41回全国大会「プレカンファレンス」編」
参照リンク:「教育システム情報学会第41回全国大会本編」

研修と研修をつなぐ「カラビナ」に、私はなりたい。

大学もようやく夏休み。そして、学校の先生方も夏休みです。教員免許更新講習、弊学主催のもの、自治体や先生方の研究グループが主催のもの、この時期、いろいろな形でお声かけいただき、研修講師をつとめさせていただきます。

私自身の授業でも言っていますが、一方通行の講義スタイルでは学ぶことは少なく、やってみたり、人に伝えたりすることで、より定着するようになります。

というわけで、当方の研修では、最低限、お知らせしないといけないこと、たとえばプログラミング教育が入ってきた理由、現状、課題などはお話ししますが、以降は体験やグループワークなどをしていただくことが多くなります。

当方が担当する研修は、プログラミング教育や放送・視聴覚教育など教科の専門ではないからこそ、教員歴、校種、学年、教科など違う方が集まります。そのなかで、さまざまなシチュエーションや子どもたちの反応や学びを想定しながら、指導案を作りあげたりすることになります。それは、持ち帰ってそのまま使えるものではないかもしれませんが、話し合う過程で作り上げたもの(あえて「知識」とは言いませんが)や、お互いの考えというものは、形としては見えにくいかもしれませんが、「より強い何か」になって、次の先生の授業に、ひいてはその授業を受ける子どもたちに反映されればうれしいことはありません。

私自身、話し合われる先生方のご様子、成果を発表される先生方から得たことを、次の講習に繋げることで、研修の中の輪だけではなく、研修と研修をつなぐ「カラビナ」になりたいと思います。

なお、「カラビナ」になれているかどうかは別にして(苦笑)、講習の様子を、NHK for Schoolの「すくれぽ」にアップし(ていただき)ました。お時間ある方はご覧ください!


大阪市が、市立の全小中学校に基本40台のタブレット端末等ICT機器を整備したのを機に、市教育センターの教員向け夏期研修としてNHK for Schoolの使い方を学ぶ講座(入門編/基礎編)が開催されました。その内、実際に授業を設計する「実践編」の講師を担当させていただきました。

http://www.nhk.or.jp/school/aw/sukurepo/201709110120/index.html

子どもたちの発想、アイディア、創造性を発揮させるプログラミング教育~Ozobotで親子プログラミングイベント~

「ITな女子会」などで大変お世話になっている、ハルカス大学さん「あべの天王寺サマーキャンパス」で、親子プログラミング体験を担当しました!

「あべの天王寺サマーキャンパス」は、大阪商工会議所主催で、あべの・天王寺エリアを一つのキャンパスに見立てて、親子で楽しめるイベントです。体験プログラムだけで80、そのほかステージやスタンプラリー抽選会などもあります。

今回は体験プログラムの1つ「Ozobotでプログラミング」を担当しました。一日に3回させていただきましたが、下は年少さんから上は小学校高学年のお子様とその保護者の方に来ていただきました!

 

前回の「ITな女子会」で行ったワークも用意していたのですが、やりおえた子どもたちは、自分たちで新たなワークを作って楽しんでいました。

左は、「怪獣をやっつける」ワーク。Ozobotの行先によって、怪獣へのダメージ具合が異なります。時間があれば、交差点の曲がり方を指定するコードを付加できたのですが、残念ながら時間切れとなりました。

右は、線をひく代わりに、左右への「ジャンプ」(隣のラインに移動する)シールをはる「あみだくじ」

いずれもお子さんが自由にのびのびと考えて作っていました。理解するためのワーク(練習問題)のようなものももちろん必要ですが、Ozobotがどうすれば動くのかを理解した後の、こうした自由課題にこそ、子どもたちの発想、アイディア、創造性が発揮されますね☆彡

こうした創造性をどのように伸ばすか、そして、できた作品を学校、家庭、社会(含む任意団体、塾など)などで共有する仕組みが、プログラミング教育の鍵になるのかもしれません。

参照リンク:第2回「ITな女子会」は、親子でプログラミング☆彡 Scratch & Ozobot
参照リンク:Ozobot

 

教員免許更新講習にて、さまざまなプログラミング環境を体験!~glicode,Ozobot,PETS,Scratch,コード・A・ピラー~

 

今年も弊学で「教員免許更新講習」を担当させていただきました。教員免許更新講習は「その時々で求められる教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指す」(文部科学省サイト)ために、平成21年から行われてきました。

今まで電子黒板体験、タブレット体験と行ってきましたが、今年は「プログラミング体験」!
もちろん、「プログラミングは初めて」という先生が多くいらっしゃり、当方としても腕の見せ所です。

また、プログラミングに関する書籍もかなり多く出版されていますので、展示会のような形で皆様に「チラ見」していただきました。書名やISDNコードなどをメモされている先生も多くいらっしゃいました。

最初に、「GLICODE」 「Ozobot」 「PETS」 「コード・A・ピラー」など、「コンピュータを使わないプログラミング」を体験いただきました。最初は「え~、プログラミング………」という顔をされていた先生方も、「楽しい!」「これなら低学年もできそう」という声がちらほら。

   

先生方もグループで体験していくうちに打ち解けあって、「でもこれ、どの教科でする?」「算数?」「どの単元?」という話し合いも聞こえてきます。

その後、NHK for Schoolで「Why?プログラミング」を視聴したのち、「Scratch」で同じように作品作りをしました。

次期の学習指導要領から必修になることは知っていた先生方。最初は不安が大きかったようですが、終わるごろには「なんとかできそうな気がしてきました☆彡」「これ、どこで売っていますか?」などの声も聞けるようになり、当方としてもほっと一息。

今後、各地の自治体や大学、コミュニティなどで、さまざまな研修、講習、イベントなどが行われると思います。最初はこうした「プログラミング体験」も必要ですし、次のステップとしては「単元案」「指導案」の作成でしょう。完全実施になるころには先行事例も集まっているでしょうし、当方たちも具体的な指導法や評価案なども提案していきたいと考えています。

今夏、まだまだ当方もこれらの本とツールをパッケージにして、あちこちでお話しや研修、イベントをさせていただきます!日程の空いている限りはお応えいたしますので、どうぞお声かけくださいませ!(ただし、荷物が多いので、自家用車OKのところでお願いします…)

 

追伸:ブログの日程が結構空いていますが、8月上旬~中旬まで体調を崩し、「特別休暇」をいただいていた次第です。業務を代行・支援してくださった皆様、スケジュールをキャンセルしご迷惑をおかけした皆様、ご心配くださった友人の方々、改めてお詫びいたします。

『ポケット百科 New Surface Pro 知りたいことがズバッとわかる本 Windows 10 Creators Update対応』

『ポケット百科 New Surface Pro 知りたいことがズバッとわかる本 Windows 10 Creators Update対応』
↑amazonさんへのリンクを貼っています!

橋本和則さん(Microsoft MVP for Windows and Devices for IT)と橋本直美さん(Windows Insider MVP)が執筆された、Surface Proに関する本です。

一言でいえば「学生が、今、一番欲しがっている内容!」です。弊学では、学生一人ひとりにSurfaceを貸与し、4年間使い続けます。ただ、その中で、「あれ?動かない…」「こうしたいんだけど…どうしたら??」と思うことが多々あるようなのです。

学生からもよく質問は受けるのですが、往々にして「ん?調べてごらん?」と言って答えないことが多いです。なぜなら、自分で調べるのも、大学生で身につけるべき能力だと考えているからです。ので、調べる過程で、こういう本を見つけてくれればいいですね!(そっと身近なところに置いておきましょう)

第4章のカスタマイズ、第5章のSurfaceペンの活用、第6章のOneDriveの活用あたりは、使いこなすうえでは必要なところですが、授業ではそこまで言及する時間もありません。よって、カラーイラスト、スクリーンショット満載の説明はありがたく、キャッチコピー通り「ズバッと」わかります^^

また、上記amazonさんのリンクから「なか見!検索」をしていただければわかりますが、目次全体が「○○したい」となっているので、非常に探しやすいです。また、見ているうちに「あ、こんなこともできるんだ!」という気づきがあるのもいいですね!

まずは、情報処理演習担当教員におすすめします。そして、いろいろな大学的な諸事情により、こちらを授業の「教科書」としては指定できないのですが、「参考書」として紹介させていただきます!

江崎グリコ株式会社さんと「GLICODE(グリコード)®」の共同研究始めました。 #glicode

めて「グリコ―ド」と出会ったのは約1年前。総務省案件の一覧を見たのがきっかけだったと思います。

子どもの頃からなじみのあるお菓子。
じゃんけんをして、「チョコレート」「パイナップル」「グリコ」と、勝ったら文字数だけ階段を登ることのできる遊びもなぜか1社だけ会社名(笑)
また、大阪の会社さんなので、道頓堀のネオンサインもよく知っています。

そんな江崎グリコ株式会社さんですが、昨年11月に研究者仲間との「ノリ」で始まったイベントを、ネット記事にしてくださったり、また学会発表で最優秀賞をいただいたり…と、どんどん進み始め、江崎グリコ株式会社さんがチェックしてくださり、今回、大阪教育大学の尾崎拓郎先生と当方とで共同研究を始めることとなりました。

7月31日付の江崎グリコ株式会社さんのプレスリリースはこちら。

すでにさまざまな初等教育対象のいろいろなプログラミング環境がありますし、これからもどんどん出てくるでしょう。そもそもプログラミングで何を教えるのか?何ができればよいのか?誰がするのか?…など、次期学習指導要領の実施までに考えなければいけないこと、やらなければいけないことはたくさんあります。

もちろん、立場上、研究室には「グリコ―ド」以外のプログラミング環境を用意していますし、実際に自分でもさわっています。そのなかでも、今回ご縁のあった「グリコ―ド」。開発サイドとのミーティングなどもありますので、いろいろ情報交換しながら、次世代の子どもたちのために頑張りたいと思います!

この夏は、先生方対象の講習や研修をいくつかお受けしておりますし、尾崎先生との共同で、いろいろなところで、大人(保護者世代)の「グリコ―ド」イベントも企画しています。コワーキングスペースやシェアオフィスを中心に回りたいと思っていますので、「是非うちでやってください!」という方がいらっしゃれば、ぜひお声かけくださいませ。時間(と体力)の許す限り、ポッキーをもってお伺いします!!

 

参照リンク:若年層に対するプログラミング教育の普及推進 平成28年度採択案件(PDF)
参照リンク:“ポッキー”でLOOPやIF関数を学ぶ、「GLICODE」の授業展開
参照リンク:情報コミュニケーション学会 第14回全国大会 各種発表賞の受賞者