月別アーカイブ: 2017年12月

夏が好き、海が好き、人が好き(今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。)

今年も1時間を切りました。今年は、自分自身の限界を知り、自分自身を見つめなおすきっかけとなった出来事がいくつもありました。

夏が好きなのはかねてより自覚していましたが、今年は「夏本番!」というときに病気にかかり、楽しむことができませんでした。体力には自信があったのですが、多くの方に予定のキャンセルや仕事の代替などでご迷惑をおかけしました。。。(病気そのものは今少し後遺症が残っていますが、ほぼ完治しました)

海が好きなのもかねてより自覚していました。今年は、秋口になってしまった海を前に、それでも見ることのできることに感謝し、今まで見たことのない海を見せてくれた人にも心から感謝しています。

そして、大きなプロジェクトの機会を得ました。それは私だけが得たものではなく、支えてくださる方々、協力してくださる方々のおかげで得たものです。そうした方々のお役に立てるよう、感謝の気持ちを持って、来年も前に進んでいこうと思います。

今年も大変お世話になりました。
来年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

第4回「Windowsアプリ×教育」イベントを開催しました

     

第4回になりました「Windowsアプリ×教育」イベント。冬休みに入った直後、12月23日(土)の午後、大阪教育大学天王寺キャンパスにて開催させていただきました。今回も30人近くの方にご参加いただき、ありがとうございました。なお、右の写真は、ロゴをいれて作った、オリジナルのブラックサンダー(チョコレート)です^^


最初は、山口あゆみさん((株)ニコニコム)から「日常にできるセキュリティ教育」のお話し。パスワードの話、ご家庭でのゲームの話などなど、固くなりがち、もしくは「ダメダメ」になりがちな内容を、「あー、あるある」「せやねん!!!」というみなさんのうなずきを引き出すお話でした。また、スライドの素敵なイラストも「わかりやすい」一つの要因だったと思います。


テーマトーク2本目は、新谷剛史さん(セカンドファクトリー株式会社)から「使えているけどよくわからない、Windowsとタブレットについて」というお話。いや、恥ずかしながら、Windowsはかなりはやくから使っているものの……。また、事前に参加者の皆様方から質問を募集し、当日お答えいただくという方法は、イベントの前から「参加型のイベント」になっていて、盛り上がりました。当日は30分枠で、実際お話しいただいたのは何枚ぐらいでしょうか…。150枚ちかく資料はご用意いただいていて、どんな質問が当日飛んできてもよいようにされておられる、とのことでした。そして、実際、休憩時間に質問があり、Surfaceで資料をお見せしながらご回答いただきました。ぜひ、次回、続きをお願いします!

 

今日の実習は尾崎先生(大阪教育大学)による「Chibi:bit」(Micro:bitの互換ボード)。一人1セットずつ配り、グループで取り組みました。やっぱり「物」があると盛り上がりますよねー。最初は資料に従って、順序良く…だったのですが、途中からやはりやりたい人はどんどん進み……。とはいえ、グループで教えあいも始まり、さながら小学校での授業風景のようでした。事後のアンケートでも「もっとやりたかった」という声もあり、こちらも次回もう一度できたらなぁ…と思っています!

恒例、グループでの「Windowsアプリ」の検索と発表が終わった後は、田中紀行さん(畿央大学大学院)によるLT「重度重複障がいを対象としたAAC やICTを使ったアプローチについて」。修士論文のために取り組んでいる研究の一部をご紹介いただきました。発表は初めてとのことでしたが、なかなか落ち着いてお話しされていたと思います(by 指導教員&ごめん、内容に集中して、写真撮れなかった…orz)。


最後は、クリスマスプレゼントとして、ノベルティグッズをもってきてくださった森口理恵さん(日本マイクロソフト株式会社)から、コミュニティに関するお話しがありました。

このイベントを行っているコミュニティも、そもそもSurfaceのMVPとしての活動している間にお声かけいただき、約1年たちました。皆様のご協力とご支援で、コミュニティとして成長してきました。

今回でこのイベントも運営的に一区切りとなります。次回からは内容も方法も少し変えて、やっていこうとと各所相談中です。今後の方向性についても是非、リクエストなどお寄せいただければ幸いです。

なお、過去のイベントの様子は下記リンクをご覧ください。
「第1回「Windowsアプリ×教育」を開催しました!」
「第2回「Windowsアプリ×教育」を開催しました!」
「第3回「Windowsアプリ×教育」を開催しました!」

情報リテラシーは「わくわくリテラシー」だ!

このエントリーは、「「子供/保護者/学校」×「情報リテラシー」 Advent Calendar 2017」の12/15分です。


はるかうん十年前、私は「映像、特に子ども向けの番組」に興味を持っていて、放送・視聴覚教育を専門としているMゼミに入ることになりました。大学院(修士)を含む4年間は、小学校の授業の中で、教科書、黒板、OHP(透明なシートに文字や絵をかき、下から光で拡大投影するもの)など既存のメディアの中に、放送・視聴覚をどのように位置づけるか、ということを、さまざまな学校、学年、教科で取り組んできました。

修士論文のフィールドとなった小学校は金沢市内にあり、小学校の授業と自分の授業のために一日に「大阪ー金沢」を2往復したり、当時の教授の自宅が金沢にあったので泊めていただいたり、当時の院生さんとちょっと急いで北陸自動車道を走っていたら、尼御前のSAの手前で…………(以下自粛)

M先生から一貫して指導していただいたことの1つは「文字と映像との違い、映像ならではということは何なのか、ということを考えること」でした。リテラシーとはそもそも文字の読み書き能力のことであり、これを映像に置き換えただけではない、なにか新しいリテラシーというのがあるにちがいない、そんなことを「わくわく」思いながら、卒業論文、修士論文を書いたことを覚えています。それが今でいう「メディア・リテラシー」なのでしょう。

当時はなかなか難しかった「映像での情報発信」「今と昔の映像の比較」「いろいろな国やいろいろな文化の映像の比較」なども、今となっては比較的簡便にできるようになり、もやもやと考えていたことがやっぱりそうだったか!と思うこともあり、そうでなかったこともあり………

↑こちらは13年前!に書いた、高校「情報」の副読本(実教出版)。
わくわくしながら書いたことを今でも覚えています^^
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さて、今、当方が大学教員になり、思うことの1つは…「『情報』、楽しい?わくわくしてる?」

残念ながら、最近、『情報』を楽しんでいる学生が減ってきているような気がします。それはもしかすると『情報』だけではなく、すべてにおいてなのかもしれませんが、「やらないといけないから」「課題だから」という思いが前面に出てしまっているように思います。

「情報リテラシー」=「コンピュータの活用」=「文書作成、表計算、プレゼン資料の作成」=「情報処理演習の時間」というような考えも少なからず広まっているのも一因なのでしょう。確かに、いわゆるアプリケーションを利用し、今までできなかったことができるようになる、例えば、手計算していたものを一気にできるようになる喜びなどは授業の中でもみることはあります。しかし、「情報リテラシーは教えなくていい」などの狭い文脈で使われているのも確かです………。

でも、もっと何か「わー!」「すげー!」「ほかにもなんかできることないかな?」「ちょっといろいろやってみよう!」というわくわく感を感じさせたい。みんなのバトルフィールドは、目の前の課題だけじゃないよ?ドラゴンクエスト風に言えば、もっと他人の家のツボを壊して、タンスを開けていこうよ、的な…(笑)

確かに、技術はあっという間に進み、それに関する情報も広まるのが早く、何か新しいことを見つけたり、(少なくとも身近に)誰も考えていないようなことを考える時間がなくなったりしていることも事実です。また、(少なくとも弊学の)学生の(多く)は、さまざまな授業の課題に追われているのも事実です。(課題を無くせばいいのでは…という議論については、ここではあえて触れません。それは文部科学省の示す「単位」という考え方が………)

かくいう当方も、自分自身が「わくわく」するために、日々新しいことを得ようとしています。こんなことできれば楽しい!こんなことできれば、困りごとが解決するかもしれない!昔は、それが「映像」だったのですが、それが「情報」に変わっただけ。そして、「情報」だからできることは何なのか?そんなことを日々考えています。そういう意味ではうん十年まえのM先生の教えが今もマインドとして残っています。

今の私が「情報」の世界の中で、どう「わくわく」しているのかは、下記リンクをご覧ください。
卒業したから見えてくるもの~卒業生らと奈良養護学校訪問
子どもたちの発想、アイディア、創造性を発揮させるプログラミング教育~Ozobotで親子プログラミングイベント~

そして、この「わくわく」をどのように次世代に繋げていくのか、当方の「わくわく」を日々の授業の中に盛り込み、そして「わくわく」しながら、学校現場と頑張っている姿を見せていくしかないのでしょう^^