学校のタブレットと、おうちのタブレットは違うもの?

お知り合いのエンジニア、小室さん主催の「子供に与えるタブレットをどうするか考える会」に参加してきました!
普段、学校でのタブレットの活用については考えたり、また先生方とお話ししたりする機会は多いのですが、ご家庭での様子を聞くことは少ないため、興味津々!

いくつかのご家庭の利用状況やルールをお伺いしたり、また様々なタブレットを、「親が子に」という視点からまとめていきました。

特に、アカウントの管理については、学校でも悩むところです。Apple ID, アマゾンID, Google ID, Microsoftアカウントなど種々のアカウントを、子アカウントの取得方法(年齢)、親アカウントと子アカウントの紐づけ方などから整理しました。また課金系のルールなどが「親や子に」ならではの課題だなぁ…と改めて思いました。

ちなみに学校系ですと、コンピュータ教室時代からのアカウント管理の専用ソフトウェアなどがインストールされている場合が多いようです。

結局、家でタブレットを何を使っているのか?というと、You Tubeそしてゲーム(最近はマインクラフト)とのこと。だったら、ゲーム機でもいいんじゃないか?と、任天堂3DSやPlay Station Vitaも話題にのぼりました。三重県津市の小学校では、DSが小学校に配付され、活用されている事例もありますよーとご紹介。

参照:Nintendo DSも活用するICT教育!

そろそろ学校でタブレットを活用した授業が始まるけど、予習や復習に学校と同じタブレット使う?という話題提供では、あまり積極的ではなさそうな感じでした…。紙と鉛筆なら、家と学校を行き来して、親子で学校の話になったり、もちろん宿題が出たりするのですが、タブレットについてはまだそこまでは考えにくい、というところでしょうか。もちろん、各自持ち帰り自由のタブレットはもう少し先かもしれませんが…。

最後に、発達段階による「資産の継承」についても話をしました。過去、どんなゲームをしていたのか、どんなことをしていたのか、タブレットには残ります。懐かしい、というだけではなく、自分自身を振り返るポートフォリオ的なものになるのではないでしょうか。

この点については、学校で使うタブレットも同じで、基本、小学校のカリキュラムは、同じことを何度も繰り返し、だんだん深く理解するように組まれています。その時に、過去の教科書を持ち歩いている人はいないでしょうから、タブレットで見る…という使い方は考えられるでしょう。

学校と家のシームレスなタブレット活用、そして学習履歴としてのタブレット活用については、3月に修了した大学院生1期生Aさんが修士論文にまとめたので、何らかの形で実証しながらアウトプットしていきたいと思います。

当日の流れについては、小室さんがまとめてくださっています。
参照:イベントレポート: 子供に与えるタブレットをどうするか考える会

さて、トップの写真は、博多駅屋上から見た「玄界島」(中央から少し左よりポッコリした島)があまりにも懐かしく…。

実は20年ほど前、まだインターネットがそれほど普及していなかったころ、NTTのテレビ会議システム「Phoenix」を使って、玄界島の小学校と福岡市内の小学校を「電話回線」でつなぐ、遠隔授業の実践支援をしていました。2台で20万円、そして電話代も当然かかるという大変な代物でした…。島に宿泊し、美味しい魚をいただきながら、先生方と遅くまで授業設計をしたのもよい思い出です。

参照:NTTと三菱電機が小型・低価格のISDNテレビ電話機を開発

2005年の福岡県西方沖地震により家屋の約7割が全半壊するなど多大な被害があり、その後、当方も復興のお手伝いもさせていただきました。当時、コンピュータを抱えて上がった急斜面も今はエスカレータ完備とか。落ち着いたら、もう一度お邪魔したいところです!